首席指揮者トレヴァー・ピノックの指揮する改修前の現紀尾井ホール最後の定期演奏会は、今年生誕150年を迎えたラヴェルの組曲「クープランの墓」(オーケストラ版)で始められた。いつものように闊達で躍動的なピノックの音楽は骨太なラヴェルを描く。それゆえ典雅さといった風情は幾分後退していた感がある。続いてピノックとは2022年のショパンの2番以来二度目の共演になるアレクサンドラ・ドヴガンを迎えたベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番ト長調作品58である。何とも繊細な導入のピアノに続きドヴガンの世界は今回も深く深く進化してゆく。天才的な感受性に基づいた非凡な表現力と正確無比なピアニズムから生まれ出る驚くほど端正な音楽は、その純粋さ故に実に大きな説得力を持ち、この傑作の持つ類稀なベートーヴェン中期の傑作の世界を描き切った。...紀尾井ホール室内管第143回定期(2025年7月4日)
1945年の曲で、わずか数時間で作曲されたそうです。 時計がずれる(シンコペート)ところを描写した、楽しい曲で、小学校の音楽の授業でも使われます。 時計が…
この曲は、そもそも、アンダーソンが、初心者向けのピアノ曲集を作ろうとした中の1曲で、作っていくと、もう少し音を加えたほうがいいかな?となり、最後には、ピアノ…
リゲティ:弦楽四重奏曲CD一覧リゲティの弦楽四重奏曲に深く魅了され、その後NML(NAXOSミュージックライブラリー)で多くの演奏を聴き続けると共に、気に入っ…
嘗てシティ・フィルの指揮研究員を務めていた経歴のある松本宗利音(しゅうりひと)の東京オペラシティ定期デビューである。名前を聞いてあの名指揮者カール・シューリヒトを思い浮かべるのは私だけではないだろうが、父親が自らが敬愛する大指揮者の苗字にちなんで名付けたそうである。まあそれはともかく、ドヴォルザークの交響詩「英雄の歌」作品111とブラームスの交響曲第2番ニ長調作品73をアーチで結んで、その中にミヨーのスカラムーシュ作品165と逢坂裕のアルトサクソフォン協奏曲(上野耕平委託作品)を据えた長く堂々たるプログラムである。最初のドヴォルザークは珍しい曲で初聞きであったが20分を要する大曲である。さっぱりと美しく奏でつつ必要なときは明確に細部を際立てるこの指揮者の丁寧な音楽が最初から際立った。そしてボヘミヤの音感が...東京シティ・フィル第回定期(2025年7月6日)
こんにちは、ベートーヴェン大好きなともやんです。いきなりですが、手元にあるギュンター・ヴァント指揮・北ドイツ放送交響楽団によるベートーヴェン交響曲全集を一気に聴き通しました。いや、これは素晴らしい!心からおすすめできる全集です。録音も優秀で...
1945年の曲で、わずか数時間で作曲されたそうです。 時計がずれる(シンコペート)ところを描写した、楽しい曲で、小学校の音楽の授業でも使われます。 時計が…
今週、6月30日から7月6日までの記事をまとめてみました。読み逃した記事があったら、チェックしてみてください😃今週の記事まとめ
Amazonで23%オフ『ブリテン:戦争レクイエム』SACDハイブリッド
ブリテン本人の指揮による名盤『ブリテン:戦争レクイエム』のSACDハイブリッドが、Amazonで23%オフとお安いです。※これは2025年7月6日現在の価格です。Amazonの価格は変動しますのでご注意ください。これは国内盤SACDハイブリもっと読む
フォリナー『4 Deluxe Edition』4CD+Blu-ray Audio ドルビーアトモス収録、リマスター音源によるLPも発売
かんりにんこの情報は読者の吉田さんからいただきました、ありがとうございました。フォリナー(Foreigner)のアルバム『4』がデラックスエディション『4 Deluxe Edition』で発売されます。2025年リマスター音源、ドルビーアトもっと読む
図書館の本を読んで。 『プラトン全集(2)』(岩波書店) 「クラテュロス」「テアイテトス」を読む。 ヒトやモノには名前があるが、その正当性とはどのようなものか…
加藤諦三とクラシック音楽の好きな店長です。吟味して自分が購入したばかりの品を集めてこのブログで紹介しています。是非ご覧になってください。 *当サイトで紹介している商品はアフィリエイトサービスを使用していますのであらかじめご了承ください。
2022年11月19日から始めました。 休みの日にまとめて書き込みます。 予約をしながら投稿する予定です。宜しくお願いします。 リンク先に乗り物の項目(スケジュール表)を入れています。 が、てっちゃん ではありません。
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